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令和も米子で音楽文化を元気に
2018年、米子市公会堂は開館60周年を迎えました。
また、米子市はBLACK BOTTOM BRASS BANDのスネア担当"SEIYA(横田 誓哉)"さんの地元でもあります。
この縁を切っ掛けに米子市公会堂開館60周年とBLACK BOTTOM BRASS BAND結成25周年を記念して行われた【わっしょい米子祭り】。
「もっと音楽を身近に感じてもらいたい。今ある米子の音楽文化をもっと元気に。」をコンセプトに開催されました。
米子の誇る素晴らしい音楽団体達とBLACK BOTTOM BRASS BAND(以下BBBB)によるコンサートは大盛り上がりで終わり、平成も終わりました。
そして、新元号・令和を迎えた今、2019年10月12日『第2回わっしょい米子祭り』が開催決定しました。
BLACK BOTTOM BRASS BAND
主な活動
「BLACK BOTTOM BRASS BAND」は日本唯一のニューオーリンズスタイルブラスバンドです。
1996年にポニーキャニオンよりメジャーデビューし、様々な 国内外のロック・ジャズフェスティバルに多数出演しています。
JRAやユニクロのCM曲を担当しており、聴いたことがあるという人は多いでしょう。
甲本ヒロト・東京スカパラダイスオーケストラなど様々なアーティストとコラボレーションを行なうなど、幅広く活動しています。
音楽の楽しさを伝えるブラスワークショップや音楽教室を全国各地で開催しており、2004年からは(財)地域創造 登録アーティストとしても活躍中です。
ニューオーリンズスタイル
ジャズの発祥の地・アメリカルイジアナ州、ニューオリンズで生まれたのがニューオーリンズ・ジャズです。
BBBBはニューオーリンズスタイルのブラスバンドで、行進しながら演奏できる形式になっています。
ニューオーリンズ・ジャズは奴隷時代の黒人が遺族たちと共に葬儀のパレードをする際に演奏され、先頭を歩く故人の遺族達の後ろとなる2列目に(セカンドライン)にいる楽隊が白人の真似をしながら演奏していたところから、独特なリズムが生まれました。
葬儀の曲といっても明るく楽しげな雰囲気なところからニューオーリンズ・ジャズはアメリカだけでなく、戦後の日本でも流行しました。
第2回わっしょい米子祭り
開催の切っ掛けは飲み会で
第1回目の「わっしょい米子祭り」にてSEIYAさんはMCで「飲み会で決まった」と語っています。
BBBBと公会堂の方と一緒に飲んでいる時の会話でBBBBが25周年、公会堂も60周年というのを切っ掛けに、その会話の時に席を離れていたSEIYAさんにバトンを渡されたとのこと。
白紙の状態から始まったこの企画。
憧れのプロミュージシャンとの出会い・共演、そして公会堂で演奏することのワクワク感をプロミュージシャンとなった今、SEIYAさんは「公会堂への還元」と「米子の音楽文化を盛り上げる」という2つのテーマに辿り着きました。
記念すべき第1回目はゲストとして、米子東高等学校吹奏楽部、ゴスペルオーブ、レインボージャズオーケストラの3組が出演しました。
鳥取県米子市という地域に密着した3組だからこそ、米子の音楽文化をより身近に感じて貰い、より盛り上げていこうという気概を感じます。
出演ゲスト
第2回わっしょい米子祭りのゲストは「ゴスペルオーブ」「米子東高校吹奏楽部」「米子西高等学校吹奏楽部」の出演が決定しています。
知名度はもちろん、米子の音楽文化を支える存在である3団体がBBBBとのコラボレーションします。
ライブ演奏だからこそ感じられる生の音楽をわっしょい米子祭りで体感してみて下さい。
米子市公会堂
米子市に住む人は小中高生の時に観劇やコンサートで一度は訪れる施設、それが「米子市公会堂」です。
1958年(昭和33年)に開館し、米子市の文化の殿堂として親しまれています。
外観は建築家・村野藤吾(むらのとうご)さんによるグランドピアノをモチーフとした特徴的なデザインをしています。
日本の公共建築百選にも選ばれており、2014年(平成26年)に耐震補強工事を終えて、リニューアルオープンしました。
大ホールには1,120席の一般席があり、ここで様々な劇やコンサートが開催されました。
住所 | 米子市角盤町2丁目61 |
---|---|
TEL | (0859)22-3236 |
開館時間 | 午前9時から午後10時 |
休館日 | 大ホールのみ毎週火曜日(大ホール以外は開館。 火曜日が祝日の場合は大ホールも開館)・12月29日~1月3日 |
米子の祭りとして
当サイトの特集シリーズ「鳥取×働く人」ではSEIYAさんへのインタビュー(【鳥取×働く人 vol.20】ドラマー/BBBB「横田 誓哉」さんにインタビュー)も行っております。
音楽活動におけるスタイルや「わっしょい米子祭り」にかける熱い想いなどを少しでも感じ取って頂ければ幸いです。
SEIYAさんはこのわっしょい米子祭りを"何年も続くようなイベントにしたい"と思っており、そのために全力を注いでいます。
世代を問わず楽しめるイベントにするための工夫もされているので、10月12日に開催される『第2回わっしょい米子祭り』に是非足を運んでみて下さい。
リンク
【鳥取×働く人 vol.20】ドラマー/BBBB「横田 誓哉」さんにインタビュー
シロ
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