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鮨割烹きしもと
米子駅前にある鮨割烹きしもと。
米子駅前パーキング(立体駐車場)内にあるこちらのお店は、2017年7月にオープンされてから、この道22年の大将が、毎日新鮮な鳥取のネタを使ったお鮨とこだわりの一品を提供されているお店です。
米子駅から徒歩5分、パーキング内に車を停めればお店は目と鼻の先にあり、アクセスにとても便利。
周辺には多くのビジネスホテルがあり、出張で来られた県外の方にも利用しやすい立地。山陰の美味しいお魚を自慢できる場所、それが鮨割烹きしもとです。
気軽に入店できるお鮨屋さん
回らないお寿司、というと何だか敷居が高く感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
価格や鮨屋ならではの暗黙の了解が気になるという方、一見では入りにくいと感じる方にも鮨割烹きしもとは安心です。
こちらの大将は、「どのような方にも気軽に入っていただけるお店」を意識されており、その工夫は随所に感じられます。
店内は明るく温かみのある木目調の壁面。カウンター席が4席、テーブル席も複数あり、1人でもグループでもゆったりと食事を楽しむことができます。
また、壁にはその日のオススメメニューがずらりと記されており、一つ一つに価格も書かれています。
他の鮨提供店では価格を記されていないところも多くある中、このようなお店づくりは嬉しいですね。納得し、安心感を持ってお食事をいただけます。
回らないお鮨って何から頼んでいいのかわからない、、、そんなビギナーにも大将は優しい一言。
「自由に好きなものを好きな順番で召し上がっていただきたい。」そのためにお口直しのガリがある、と。
なんだか気持ちが楽になる人も多いのでは。
またメニューには新鮮な鮨ネタはもちろん、焼き物や揚げ物、玉子料理など、美味しい和食の一品料理も充実しています。
美味しい地酒と一緒に、いろいろな料理をいただきたいですね。
鮨割烹きしもとの美味しさの秘密
こだわりの食材選び
こちらのお店の一押しのネタは「バッテラ」と「穴子」。シャリには日南町米を使用。
お酢はシャリとの相性が良い米酢を使っています。
またこちらの大将は、「関東の握り」を取り入れられています。
これは、大将がかつて教えを請うた師匠がこのスタイルだったことが影響しています。
例えばこのお店のオススメの穴子は、関西は腹開きであるのに対し、関東は背開きという違いがあります。
骨の形状が三角になっている穴子。大将は、関東の背開きの方が理に適っていると考えられているようです。
このようなお鮨にまつわるエピソードをカウンター越しに聞くのも楽しみの一つになりますね。
徹底した品質管理がつくる美味しさ
鮨割烹きしもとでは、いつでも新鮮で美味しいネタがいただけます。
その裏には、大将が長年飲食店で培ってきた経験から生まれる品質管理の方法、そこから生まれるお客さんの「美味しい」を叶えたいという想いが伺えます。
大将はネタの管理を考える上で、まずは冷蔵庫の管理を徹底する事から始まるそうです。
冷蔵庫内は清潔に保つことはもちろん、冷蔵庫という空間の中で、どのお魚が、どの場所に、どれくらいの量が保管されているのかなど、徹底して把握するようにしているとのこと。
また、ネタの保管の際には専門の鮮度保持シートを使用しているんだとか。
このシートが魚の身から出た水分を吸収し、魚が傷んだり腐りやすくなるのを防ぐことができます。
こうしたネタへの細かな配慮が、鮨割烹きしもとのお鮨へと生きてくるのですね。
知る人ぞ知るツウな情報
裏メニューはその名の通り、、、
鮨割烹きしもとでは、通常メニューに加えて“裏メニュー”が存在します。
カウンター奥にあるホワイトボードに通常メニューが示されているのですが、おもむろにボードをひっくり返してもらうと、そこには旬の食材を使ったその日にしか食べられない裏メニューが記されているのです。これぞ本当の“裏”メニュー!ぜひ声をかけてみてください。
嬉しいサービスも
米子市内で鮨割烹きしもとのパンフレットを見つけたら、手にとって損はありません。
このパンフレットを持ってお店に行くと、生ビールまたはソフトドリンクが1杯サービスになります。
美味しくお得にお食事を楽しむことができます。
鮨割烹きしもとに行ってきました
そんな鮨割烹きしもとのお料理をいただきに行ってきました。
駅前パーキングに車を停め、駐車場入口横にある細い階段を上るとお店があります。少し分かりにくい位置ではありますが、階段を上がるにつれてそんな隠れ家のような雰囲気が、わくわくさせてくれます。
お店のドアを開けると明るく温かい雰囲気の店内と、優しそうな大将が笑顔で迎えてくれます。
今回は複数人で伺ったためテーブル席へ通されました。
カウンターには若い方もおられ、お客さんの年齢層の広さを感じます。
テーブルに並べられた敷紙には、入店した4月にはぴったりな桜の絵が描かれており、季節を感じる素敵な雰囲気です。
何を頼もうか悩んでいる内に出てきたのは、先出しのぼうずごろし。ぼうずごろしとは山陰産の岩もずくの通称で、地元の食材にこだわっているということが伝わります。さっぱりとした味付けに添えられたわさびがよく合い、食欲をそそられる一品でした。
メニューを選ぶ際には、写真付きのパンフレットを見るとイメージがしやすいです。
特選握り(8貫)、天ぷら盛り、、と価格も含めて初めてでも分かりやすく示されています。
また、壁には本日のオススメが示されており、旬の地魚を使った豊富な品から選ぶことができます。
そしてチェックしました!裏メニュー。カウンターの奥のホワイトボードには、その名の通りボードの裏にメニューが書かれていました。
ついつい笑ってしまうこちらの裏メニューも種類豊富で、どれにしようか迷ってしまいます。
山陰の食材の美味しい料理に舌鼓
今回の握りは特選握り(8貫)、〇〇握り(8貫)を注文しいろいろなネタを食べ比べることに。もちろん好みやリクエストに応じて握ってくださるので、カウンター越しに相談してみるのもいいですね。
また、だし巻き卵や帆立のバター焼きなど、オススメの一品料理もいただきました。
その日に上がった魚で作られたお鮨。この日はマグロやエビ、鯛やウニなど新鮮なネタが並びます。
特に注目すべきは大将オススメの穴子。関東発祥の背開きでの穴子は、山陰で過ごした筆者には馴染みがなく新鮮な気持ちでいただきました。
身が柔らかくほくほくしていて舌触りが良く、とても美味しい!それによく合うタレが、穴子の旨みを引き出しているようにも感じました。これは必ず頼んでいただきたい一品!
またお鮨以外のメニューにも注目です。
帆立のバター焼きは、しっかりと身が詰まった大きな帆立を贅沢にバターと焼き、カイワレなどの野菜とともに盛り付けられています。
これまた絶妙に相性の良いタレがかかっており箸が進みます!
味はもちろん見た目も美しく盛り付けがされており、出された時は筆者一度「おぉー!」と声が出ました(笑)どんな盛り付けかは、行かれてからのお楽しみ。
美味しいお鮨とこだわりの一品、山陰の地酒をしっかりいただいて大満足でした。
まとめ
山陰の旬な美味しいお鮨がいただける鮨割烹きしもと。敷居を高く感じさせない工夫がされており、初めてでも1人でも、気軽に足を運べるお鮨屋さんです。
温かい雰囲気のお店と優しい大将の笑顔が居心地のいい空間をつくっています。
友達やご夫婦、家族と一緒に、山陰の美味しいものを見つけにぜひ一度行ってみては。
企業・店舗情報
詳細情報
名称 | 鮨割烹きしもと |
---|---|
ジャンル | 寿司、割烹・小料理、居酒屋 |
代表者 | 岸本 博之 |
創業 | 2017年7月12日 |
予約・お問い合わせ | 0859-32-8500 |
住所 | 鳥取県米子市明治町154-6 岩崎ビル 2F |
交通手段 | 米子駅より徒歩3分 米子駅から252m |
TEL | 0859-32-8500 |
公式サイト | facebook 鮨割烹きしもと |
営業時間 | 18:00~23:30(LO23:00) |
定休日 | 日曜日 |
座席数 | 16席(カウンター4席、テーブル12席) |
個室 | 無 |
貸切 | 可(20人以下可) |
駐車場 | 無(近くに有料駐車場あり) |
煙草制限 | 完全禁煙 |
カード利用 | |
商品・サービス | 鮨割烹きしもとのパンフレット持参で生ビールまたはソフトドリンク1杯サービス |
地図・位置情報
メアリー
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