このページの目次
- 1 山陰でマルチに活躍されている門脇大樹さん
- 2 ミュージシャン"門脇大樹"
- 3 門脇大樹の素顔に迫る
- 3.1 音楽を始めたきっかけ
- 3.2 影響を受けたアーティスト
- 3.3 原点はBeatles
- 3.4 初めてのバンドも父のバンドに参加
- 3.5 僕カバーはほとんどしてないんですよ(笑)
- 3.6 バンドとソロのそれぞれの良さ
- 3.7 ストリートライブは開放的
- 3.8 ストリートライブでの出会い
- 3.9 全国ツアーについて
- 3.10 メロディーと歌詞、どちらを先に作るの?
- 3.11 心が揺れている時に言葉が生まれる
- 3.12 2017年には初のフルアルバム、『Hello,Good-bye』をリリース
- 3.13 音楽をしていて嬉しかった出来事
- 3.14 門脇大樹さんのようになりたい若者へ
- 3.15 イベントを成功させるための秘訣
- 3.16 自分の知り合いと知り合いと仲良くさせるのが好き
- 3.17 Youtubeで、よく芸人さんの動画を見て研究しています(笑)
- 4 門脇大樹が見る山陰
- 5 最後に
- 6 インタビューを終えて
山陰でマルチに活躍されている門脇大樹さん
コンセプトムービー
ミュージシャン"門脇大樹"
門脇大樹とは

写真からでも伝わるほどの迫力。歌声が聴こえてきそうだ。
タレント・司会業などもこなす
市のサポート、助成金を受けながら行われる「水の都に音が降るフェス」では、遊吟のヒトリマチと共催で行い、僕が実行委員長として運営しています。
特にステップアップを感じた年でした
その中に収録されている『旅人』は、BSSで放送される「テレポート山陰」のエンディングにもなり、皆さんに聞いていただける曲となりました。
所属はどのような形態なのですか?
門脇大樹の素顔に迫る
音楽を始めたきっかけ
そこから友達とストリートライブをやったり、バンドやユニットと、いろいろな形態でやっていました。そして2012年に本格的にソロ活動を開始して、今に至る、という感じです。
影響を受けたアーティスト
大樹さんが影響を受けたと思うアーティストはいらっしゃいますか。
スピッツはね、僕が1番最初に好きになったアーティストなんですよ。そしてゆずは「音楽をさせてくれた」アーティスト。The Beatlesは「音楽を学ばせてくれた」アーティストですね。
原点はBeatles
僕が子供の頃、父が流してた中で好きだった曲が『Tears in heaven』、『Let It Be』、『Yesterday』だったんです。
後に高校生になってThe Beatlesの『1』っていうアルバムを聴いた時、「僕が好きで覚えてた3曲のうちの2曲はThe Beatlesの曲だ!しかも二つともポール作じゃん!」と衝撃を受けましたね。
初めてのバンドも父のバンドに参加
僕カバーはほとんどしてないんですよ(笑)
ゆずを少しして、速攻で自分で曲書いてましたね。本当はカバーを多くやってから、となるところなんでしょうけど。だから18歳くらいの頃には書いてたかな。僕曲作るのが好きなんですよね!
バンドとソロのそれぞれの良さ
バンドとソロ、それぞれの良さ、違いを教えてください。
僕はソロの時もお客さんに手拍子なんかの要求が多いんですよ(笑)お客さんと一緒にみんなで作っていけるステージが理想ですね。そういう意味ではソロでもソロじゃないっていうか。形にこだわらずにやっています。
ストリートライブは開放的
初めてストリートライブに出るときは、とにかく早く出たいという気持ちが大きかったんです。だからゆずの『夏色』を1曲だけ練習して、タカキ楽器店の前のシャッターのところで歌ったんですよ。
昔はあそこは夜は人通りが少なかったんですよね。駅前は人が多くて怖くて(笑)あと、ゆずに憧れていたので、やっぱりシャッターの前でしょ!という感じです(笑)今でも思い出の場所ですね。
ストリートライブでの出会い
あと、当時の相方と新潟の方まで車で行って、7県でストリートライブをしたこともありました。車ですよ、しかも免許取り立てで軽自動車で(笑)そこでも色々な人に出会うことができました。
その頃は「六子」さんや「ことのは」さんも一緒に活動していて、多いときは5~60人ぐらい参加したこともあったんですよ!それが月に2回、2年間続けていて、最後は発起人である僕と「KUROKO∞SHOW(クロコショー)」さんの3人になっちゃったけど(笑)

門脇大樹パフォーマンス
全国ツアーについて
2014年に行われた全国ツアー「仁義なき戦い」は、19か所のライブハウスから1バンドずつ代表が集まって行うツアーで、僕は出雲のアポロ代表で出ました。これが31歳頃の話。周りは20~23歳ぐらいの人ばっかりの中で、ギター弾いてたんですよ(笑)
でもそこでたくさんの友達ができて、今有名になってる人もいます。僕は県外に友達、味方を作っている感覚ですね。もちろん県外のお客さんに認識してもらうことにもつながりますしね。
100人以上はコンスタントに集まってくださって、認めてくれる人がいるんだと感じられますね。今年は誕生日よりは遅れることになりそうですが、開催を予定しています。
メロディーと歌詞、どちらを先に作るの?
コードを弾きながらだったり、ハミングだけで作る時もあります。昔はベースで弾いて作っていましたね、ベースは和音になっていない分、作りやすいかもしれません。
心が揺れている時に言葉が生まれる
あとは僕はタイトルは一言で、なるべく短く簡潔にするように意識しています。
2017年には初のフルアルバム、『Hello,Good-bye』をリリース
あとは、僕の好きなThe Beatlesの曲で『Hello Goodbye』があるのも理由の一つですね。すべてが上手く合わさってこのアルバムができました。
音楽をしていて嬉しかった出来事
僕は「笑顔」をテーマに音楽活動をしていますけど、本当に難しいテーマだと感じています。
声援や手拍子一つでも、「大樹がやってるならやろうかな」と思ってくださると嬉しいです。助けているようで、僕も同じように助けられています。
門脇大樹さんのようになりたい若者へ
僕自身はもともとは会社員で、2013年に脱サラして個人事業を始めたんです。2012年に父が57歳で亡くなったんですけど、その頃から、「自分ももしかしたらあと20年くらいしかないかもしれない。」「本当にこのままでいいのか?」って思い始めるようになりました。
ただ当時は、親戚で集まっても「何してるの?」と反対されることも多かったです。周りの同世代の友達も会社で役職に就いたりしている頃ですし。世間体なんかを考えて僕自身、区切りをつけようかと考えたこともありました。
とにかく辞めないことに対して信念をもつ!「何やってるの」って言われてた頃は覚悟を決めれてなかった、だから何も言えなかったんです。
何を言われても、信念があれば「音楽をやっていくんだ!」って言葉で返すことができると思うんですよ。
今もこのままの気持ちで少しずつ成長していきたいですね!
イベントを成功させるための秘訣
やる時は、皆僕のためにっていうか、大樹がやることだから楽しそうだなと思って参加してくれています。
自分の知り合いと知り合いと仲良くさせるのが好き
あともう一つ。僕は人と人とを仲良くさせたいと思っていて、そこの楔(くさび)的なことを考えています。
人が集まるほど、トラブルは起こります。当日よりむしろそこの過程の方が大変だったりして(笑)でもその過程で喧嘩するほど当日の連携はよくとれるし、太いものになっていくんですよね。
本当にいろんなことが起こるんですけど、最終的に終わった時は一つになっているんですよ。トラブルを乗り越えた上で、終わりまで待っていければ、また次につながります。
Youtubeで、よく芸人さんの動画を見て研究しています(笑)
あ、でもYoutubeでよく芸人さんの動画を見ています!(笑)しゃべりは間と言葉のチョイスだと思っていて、芸人さんはそのあたりを本当に持ってるなぁと思いますね。芸人さんはやっぱりすごい!!
門脇大樹が見る山陰
山陰で音楽活動をするという事
その分、今地方がとても元気で地方で音楽活動をしやすくなったように感じています。
大樹さんは、このような状況をどのように見ておられますか。
大阪の高槻市を拠点に毎年「高槻魂」という12,000人を集めるような野外フェスがあります。
メジャーから声がかかっても地元に残るケースも
そこに出る「GRAND COLOR STONE」のボーカルのナカノアツシさんは、今はメジャーから声がかかっても、高槻でやりたいって言ってますからね。12,000人動かせるなら、どこの場であろうとやっていけるんです。
山陰両県を門脇大樹の視点で考える
例えば松江は山陰の真ん中で、人が集まりやすいですし、その分イベントも多いように感じます。米子や出雲は、僕の感覚ではクリエイティブな人が多いような印象ですね。

1stフルアルバ『Hello,Good-bye』のジャケットに使用された1枚。
最後に
今後の目標
今は山陰にお返しできるものが少ないです。地方でやっていると0が1ずつ増えていくんですけど、全国だと掛け算になりますからね。全国でやれる人が地方にいてこそ、モノが返ってくると思うんです。
「大樹がここにいて良かった」と思ってもらえるには、東京にも大阪にもアプローチしていかなきゃ、と。そしてある程度有名なアーティストや太いパイプとも繋がりをもって、こっちにも刺激あるものをお返ししていかなければならないと思っています。地元が盛り上がるためには、ここだけで回らずにまず自分が外に発信し、県外からも人材を呼んでこなければけないと思います。
山陰って交通の便が悪かったりと、言い方が合っているかわかりませんけど、何かと「鎖国的」な気がするんですよね。
読者へメッセージ
とにかく、一緒に山陰を盛り上げていきたいです!
そして一緒にわくわくするような地域を作っていきましょう!
1983年10月21日生まれ
ミュージシャン/タレント

その頃から音楽に取り組み始め、バンド活動なども行う。
一旦は就職をしたが、父の他界を機に考え方が変わる。人の生涯の短さを感じるようになり、脱サラをして音楽活動を本格化。
全国ツアーの実施、地元イベントのプロデュース、テレビ番組リポーター、司会業など、活動は多岐に渡る。
2017年6月1stフルアルバム『Hello,Good-bye』をリリース。
2017年11月松江テルサで『水の都に音が降る2017』を開催し、1500人以上が来場。
「笑顔」をテーマに、山陰だけではなく全国の人を笑顔にするために、今日もどこかで歌っている。
インタビューを終えて
門脇大樹さん、ありがとうございました!


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