
瞬く間に人気店へ
鳥取県米子市の人気ヘアーサロンAphrodiaN(アフロディアン)の代表を務められている干村大介さんのインタビューさせていただきました。わずか1年で人気店となったのも頷ける、そんな内容になっています。
鳥取×働く人 vol16はヘアーサロンAphrodiaN(アフロディアン)の代表を務められている、干村大介さんです!干村さん本日は宜しくお願いします。
干村さんとのお付き合いも、もう長いですね。私が高校生の頃からの知り合いですから。

AphrodiaN(アフロディアン)外観
AphrodiaN(アフロディアン)について
AphrodiaN(アフロディアン)の紹介
まずはじめに、AphrodiaN(アフロディアン)の紹介をお願いします。
鳥取県米子市上福原にあるヘアーサロンです。住所としては上福原なのですが、「皆生温泉」と言った方が伝わりやすいかもしれません。青い建物が目印です。
店名の由来
あの外観はわかりやすいですよね。
よく聞かれるかもしれませんが、AphrodiaN(アフロディアン)の名前の由来を教えてください。
ギリシャ神話に出てくるAphrodite(アフロディーテ-美と愛の女神-)と Guardian(守護神などの意味)、この2つの言葉からつけました。
また頭文字「A」は日本語の「あ」、語尾の「N」は日本語の「ん」。最初から最後までお客様の日々の「美」へのサポートができるように「想い」を込めています。
後は、インスピレーションですね(笑)

ロゴのコンセプトメイキングを特別にお借りしました。「力強く突出する信念と上昇志向」
リーズナブルな価格でワンランク上のサービスを
特徴的な名前なのに不思議と頭に残りますね。干村さんのセンスが光ります。
他のヘアーサロンとの違いや「売り」にしている事を教えてください。
リーズナブルな価格でワンランク上のサービスを提供できるようなお店を目指しています。
まだまだ勉強中、試行錯誤している途中ではあるのですが、徐々にAphrodiaN(アフロディアン)らしさが出せるようになってきたかな?と思っています。
2017年の6月にオープン
2017年の6月にオープンしたので、今は1年とちょっと、ですね。
手応えと見えてきた課題
色々な場所でAphrodiaN(アフロディアン)の名前を耳にします。
走り続けてきた約1年間、これまでの手応えや見えてきた課題など教えてください。
手応えとしては、皆様の支えもあり徐々にヘアーサロンとして認めてもらっていると感じています。最初は友人・知人の紹介がメインでしたが、最近では評判を耳にされて来てくださる方もおられます。
手応えは感じてはいますが、課題はもっとたくさんあります(笑)
一つ挙げるとすると、美容業界全体が変わりつつある。その中で「お店」と「私自身」がもっと変化に適応できるようになりたいです。
小さなお子様から90代の方まで
美容業界については後でもっと掘り下げて聞きたいですね(笑)
お客さんの主な層を教えてください。
小さなお子様から90代の方までおられます。
一番多い層は20代後半~40代の方でしょうか。
AphrodiaN(アフロディアン)は予約制なんですか?
完全予約制ではありませんが、ご予約をいただいたお客様を優先させていただいています。
今の時代、予約せずに美容院に行かれる方は少ないかもしれませんね(笑)
そうですね(笑)
ご予約のお客様が優先ですが、気軽にご来店していただきたいです。
こだわりの外観・内観
外観・内観ともにこだわりを感じました。干村さんのセンスですか?
元々「倉庫」のような外観にしたかったのです。コンテナを並べてお店を作りたかったのですが、色々事情があって断念(笑)
倉庫っぽいイメージは残しつつ、今の形に落ち着きました。
中に入ったら天井も高く、まるでお洒落なカフェのような作りで驚きました。
そうですね。
外と中の”ギャップ”のようなものは意識しました。
外観の「青」が目立ちますね。単調な青ではなく、深い青。
実は、色に関しては特にこだわりはないんですよね(笑)
日本海がすぐそこにありますし、環境色として「青」を選びました。

AphrodiaN(アフロディアン)内観
VIPルーム(個室)について
VIPルーム・個室についても少し教えていただけますか。
白を基調として空間作りを意識して作りました。プライベートな空間ですので、お子様を連れて来店される方などにご利用していただいています。
お子様連れの方、ちょっと周りの目が気になってしまう方などに重宝されそうですね。

VIPルームは個室となっており、お子様連れの方や周りの目が気になる方に最適。
スタイリスト干村大介さんについて
忘れもしない高3の冬
ここからは干村さんのキャリアについて迫っていきたいと思います。
美容師を志そうと思ったのはいつ頃ですか。
これ、本当の話なのですが、忘れもしない高3の冬。近所のおばちゃんに「アンタ、美容師になるんでしょ?」と、唐突に言われて(笑)
高3の冬ですから、同級生は皆進路が決まっていたのですが、自分は決まっていなくて。
何か「美容師」ってワードに引っ掛かって。
そのおばちゃんの知り合いに美容院をされている方がいて、お話を聞ける場をセッティングしてくれたんです。
元々話を聞くだけの予定だったのですが、そこの先生と意気投合。「春からウチの店に来い」と言われて、行くことになりました。
これまで様々なエピソードを聞いてきましたが、こんなに不思議なエピソードは初めてです(笑)
その後は、そのお店の先生の紹介で通信制の美容学校に入りました。
大変でしたが、初めて体験する事ばかりで刺激的で楽しかったです。
「華やかな世界」のオモテとウラ
美容業界は“華やかな世界”だというイメージがありますが、どう感じていましたか。
私も最初はそう思っていました。しかしながら、私達は脇役です。掃除や洗濯など、地味な仕事もたくさんあります。あくまでも主役はお客様です。
どれだけ名脇役になれるかどうか、だと私は考えています。お客様に「綺麗に」「華やかに」にいてもらうために私達がいます。
主役に合わせた脇役としての提案
ただ、主役も脇役も色々です。自分の思い通りにしたいお客様、悩まれていてアドバイスを求めているお客様。
主役に合わせた脇役としての提案ができるようになりたいですね。

今日も沢山のお客さんがこの店に訪れて「主役」となった。
この仕事のやり甲斐を感じる時
この仕事をしていて、やり甲斐を感じるのはどんな時ですか?
やはり、お客様に喜んでもらえた時、満足して帰ってもらえた時です。これは、一美容師として働いていた時も、AphrodiaN(アフロディアン)でも変わりません。
365日中、500回は辞めたいと思っていた
逆に仕事が嫌になってしまった事はなかったのですか?
最初の頃はありました。365日中、500回は辞めたいと思っていたんじゃないかな(笑)
(笑)
途中、本当に美容業界から離れてしまった期間があります。その期間中は、アルバイトも含め色々な仕事を経験しました。
他業種での経験も今に活きているのかもしれませんね。
その辞めた時というのは、後悔はなかったのですか?
辞めてすぐ後悔しました(笑)
給料も安くて休みも少なかったのですが、それ以上のやり甲斐があった。お客様とのコミュニケーションも楽しい。
自分に合っている職業だったのだと、心底後悔しました。
美容師の重要な「スキル」
干村さんの考える美容師の重要な「スキル」を教えてください。
「スキル」とはちょっと違うかもしれないですが、向上心を持ち続ける事だと思います。向上心は持ちつつ、その向上心に驕らないこと。
お客様の「したい」「なりたい」を尊重しつつ、最後に自分の色をプラスします。
「お客様が選んでくれるお店」へ
「お客様が選んでくれるお店」だと思います。
どんなに優れた技術を持っていても、豪華な内装でも、機材が最新のものだとしても、最後はお客様に選んでいただけるかどうか、だと考えています。
きっと、私達が思っている以上にお客様は「素直」で「率直」で「冷静」にお店を見てくれています。その中で、色々な方に選んでいただけるお店でありたいですね。
周囲に助けられて、支えられて自分が生きている
独立前と独立後、自分のどんな部分が変わったと思いますか。
周囲に助けられて、支えられて自分が生きているのだという事に気付けたことです。
独立前も支えられて生きていたと思うのですが、それに気付けずに目先の事で精一杯でした。
心から感謝の気持ちです。
鳥取県の人口とヘアーサロンの比率
「鳥取ペディア」ですので、少し鳥取県の話を。
鳥取県は人口に対して美容院の数が多いと耳にした事があります。
鳥取県は人口流出が激しい中で、美容院の数は増えているので人口比で考えると、必然的に数は多くなります。
切磋琢磨して一緒に盛り上げていきたい
県内他店との競合・競争について、少し話を聞かせてください。
それぞれのお店に良さがあると考えています。得意分野だって違うだろうし、何よりそこで働いている「人」が違います。
確かに、私も「カット」と「パーマ・カラー」で別の美容院を利用しています。「カット」は予約がとりやすくて近いお店、「パーマ・カラー」は丁寧でくつろげるお店を選んでいます。
はい。全てにおいて「競争」「ライバル」というわけではなく、様々な利用の仕方があって良いと思うんです。
せっかく同じ鳥取県内でお店をしているわけですから、切磋琢磨して一緒に盛り上げていきたいですね。
スタッフは「財産」です。お店にとっての「全て」
これまで、美容業界の「労働環境」や「待遇」についての話が挙がりましたが、改めて、干村さんのお考えを聞かせてください。
お店にとってスタッフは「財産」です。お店にとっての「全て」と言っても大袈裟ではないかもしれません。
スタッフがいるからお店が運営できる、繁栄できる。
まだAphrodiaN(アフロディアン)でも完全に実現できているわけではありませんが「頑張りが返ってくる」働きやすいお店にしていきたいです。

写真:AphrodiaN(アフロディアン)スタッフ
干村さんは「彼らがいてくれるからお店が運営できる」と語ってくれた。
若者へメッセージ
全力で応援したいです!
業界全体としては、美容師志望の若者が減ってきている、というデータもあります。サロンの数は増えていくのに、肝心の人手は不足しているという現状。
そんな中で、美容業界に飛び込んでくる若者、私は全力で応援したいしサポートしたいです。
初めて働くお店がアフロディアンなら、干村さんの元でなら、若者の離職も減りそうですね。
最後に
AphrodiaN(アフロディアン)の今後の目標
AphrodiaN(アフロディアン)の今後の目標や夢を教えてください。
「ヘアーサロン」という括りに限定せず、「人が集まる場所」にしていきたいです。地元の皆様に愛されるお店にしたいですね。

『AphrodiaN』- 人が集まる場所へ -
読者へメッセージ
最後にこのページの読者の方にメッセージをお願いいたします。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
AphrodiaN(アフロディアン)を知っている方、知らない方もおられると思いますが、「皆のAphrodiaN(アフロディアン)」にしていきたいです。
是非一度、足を運んでみてください。
今回の鳥取×働く人vol16はAphrodiaN(アフロディアン)代表「干村大介」さんでした。ありがとうございました。
干村 大介(ひむら だいすけ)
1981年12月20日生まれ
AphrodiaN(アフロディアン)代表/スタイリスト

高校3年生、周囲は進路が決まっていく中で自分はやりたい事を見つけられなかった。高3の冬だった。ある日近所のおばちゃんに「アンタ美容師になるんでしょ?」と急に言われる。噂話だったのか、何かの勘違いだったのかはわからないが、自分自身の中で「美容師」というワードが引っ掛かった。
そのおばちゃんの紹介で美容院を経営しているオーナーと面会し意気投合。ただ話を聞くだけのはずだったが、春から美容院で働く事に。並行して通信制の美容学校に通う事となる。
美容師の仕事は大変だったが楽しかった。性に合っていた。
それから経験を積み、2017年6月、AphrodiaN(アフロディアン)オープン。外観も内装もこだわり抜いて作った。倉庫のような外観でカフェのようにお洒落な店内。
そして、最も大切にしているのは「AphrodiaN(アフロディアン)らしさ」
自分達はあくまでも「脇役」で、主役はお客様だと語る。
今日もAphrodiaN(アフロディアン)では、沢山の人々が"主役"となっていることだろう。
AphrodiaN branche 公式Webサイト
https://aphrodian-b.com/
AphrodiaN 公式Webサイト
http://www.aphrodian.com/
atelier Cue
atelier Cue
instagram
https://www.instagram.com/aphrodian/
インタビューを終えて
お客様への想い、スタッフへの想いが伝わるインタビューでした。
全ての事に対して「こだわり」を持って挑む姿勢、私も見習いたいです。
干村大介さん、ありがとうございました!
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山陰ペディアの名ばかり委員長。
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本業はWebプロデューサー。
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